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2011年 09月 27日 ( 1 )

ハナタレコゾウのひとり旅。

日月火と、みんなとずれた三連休。
土曜の夜からどこかへ行こう!と意気込んでいたものの、
「?あれ?珍しく喉が痛い。なんか寒いし・・・。」
とモチベーションも上がらず、日曜は移動日にして、午後からゆっくり移動します。
いざ!と高速に乗るも、
「ん?靴積んだっけ??」
と銭箱で降りて、やり直~し!
前途多難の相出てます・・・。

先週の白銀温泉の野営場に惹かれましたが、
もう真っ暗だし、遠いので、白銀荘前のキャンプ場へ。
暗闇の中テントを張る私に、明るいライトを差し出してくれるおじさまあり。
なんて親切なお方。

しかし、このお方の一言が、私を迷い虫にさせます。
『上ホロの小屋に泊る!?なんでそんな日帰りできるところに。 今時期、誰もいなくて寂しいよ。』




翌朝、
喉は治ったけど、ハナミズがひどい。
真っ青な空の下、小屋泊まりの人がいることを願って出発します。
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富良野岳、すてき☆
でもあなたは冬の方がすてき。
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先週登ったオプタテもきれいに見えています。
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すれ違う人、みな日帰り装備。
「日・月曜は、白雲小屋で楽しい鍋会があったはず。頑張ってそっちに行けばよかった・・・」
「下りることもできる。このまま下りようか・・・」
三峰山への登りの頃からガスも出てきて、雑念と闘いながら歩きます。


『GJよ、何を怯えているのか。
空も風も、木も草も実も、みんなお前のそばにあるではないか。』



「そうだ、山でもひとり、下りてもひとり。    ならお山ではないか!!」




今となっては、ほんとに何をそんなに怖がっていたのかという感じですが、
人並みの女子程度(?)に、自分も怖がりで寂しがり屋であることが分かってなんかほっとしました。





三段山、はだかんぼだとあんな姿なのですね。
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腹をくくった頃、
上ホロカメットク避難小屋へ到着。
白雲小屋をこじんまりさせたイメージの、二階建ての快適な小屋でした。
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さて、誰も来る気配はなく、
一人ぽっちは本当に暇です。

ハナミズを治すため、お酒も呑まず、しょうが湯を飲みまくりです。
今回持ってきた 命の生姜。
※蓋の名称は関係ありませんよ。
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楽しみにしていた夕焼けも、ガスガスで見える気配なし。
「あ~、このまま星空も朝陽も見れなかったら、私ほんとに来た意味ないよ~。」
18:00にはふて寝です。

怖いのでラジオをつけっぱなしで寝ます。
FM深夜便が心の友でした。



深夜1時に目が覚めます。
恐る恐る扉を開けてみると・・・
なんと素晴らしい満天の星空!
沈みゆく夏の大三角形から天の川、オリオン座まで。

だけどやっぱりひたすらコワイ。
稜線の向こうの富良野の街方面がピカピカ光っていて、
なんだろう?と稜線まで行きたかったのですが、
小屋の気配がなくなるとすごく不安になって、たった50mほど先の稜線まで行けなかった。

ずーっと見ていたかったけど、怖くて長時間外に居られないので、
朝陽に期待してまた寝ます。




そして朝。晴れています!
上ホロへ急げ!!
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結構雲が厚くて、
太陽がどこから出てくるのか分かりません。
まさか十勝岳で隠れて見えない~!?と心配しましたが、
雲海の向こうから大きな太陽が!

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この景色を独り占めです。
あ~来てよかった☆

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小屋で朝ごはんを食べ、
十勝岳に向けて出発です。
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今日の富良野岳もすてき。
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風が強い。
そしてガスも出てきました。
両方の鼻からハナミズが垂れてくるので、鼻をかむのに大忙し。
なかなか進みません。

ガスガスの中、ひとり歩きは怖い。
ラジオ大活躍です。

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なんかすごく暗くて怖いな~と思ってたら、
サングラスしたままだった!!

美瑛岳まで行きたかったけど、
ガスとハナミズを言い訳にして、今回は引き返します。

こんな斜面はちょっと怖い。
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結局、安政火口付近まで下りてくるまでずーっとガスでした。

いつも思うことだけど、
ちょっとだけつらくて大変な思いをしたお山の後は、目に映るものすべてが美しくて、
宝石のようにきれいな実や、小さな青空のカケラにもこころ動かされて。

すっかりご機嫌で下りてきます。
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最後は温泉から、昨日から歩いてきた稜線を眺めて。
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ひとり旅は、弱い自分の心との戦いでした。
いつもご一緒してくれるみなさま、本当にありがとう。
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by gakujyo | 2011-09-27 23:41 |