2014/9/23
さて、
いよいよ最終日。
あの稜線から朝陽を見たい!
という、またもや私のわがままにより、ベッドランプでの出発。
昨日の南岳の寒さでは、
寒すぎて夜明け前行動は無理だったけど、この日は暖かくてよかった。
ピンクになってきた!
歩いてきた穂高から槍まで全部見えてる。
ずーっと歩いてきたんだよ。
こんな素敵なところを、
しかも大好きなこの時間に歩けるなんてとっても幸せ。
タタタって、下から誰か走ってきたよ。
よけてくれてるみたいだから先に進もうか。
ん?
んん??
えっ?!?
なんとさるさんのお迎えが!
MAEDAさんといい、さるさんといい、
もちろんヤマオも。
KDMチームのみんなも、T-boneが繋いでくれた関東チームも。
私は本当に山仲間に恵まれている。
私は山が大好き。
そのことがみんなと繋げてくれている。
私がやってきたことが、少しずつ実を結んできているのかなって。
私のお山人生、少しは認めてもらえてるのかなって。
出会いって、
自分で引き寄せて、自分でつかみとるもの。
山という、自分が一番輝ける場所で、
いつもちゃんと輝いていたい。
ピンクに包まれて。
一番低いとこが大キレットよね。
歩いてきたとこをぐるっと最後まで眺めることが出来て、とっても素敵なルートです。
鏡平小屋でのんびり。
まさに鏡。
ああ、下界が近づいてきちゃったー。
去年、夜明けの高根ヶ原を歩いたトムさま縦走のとき、こんな素敵な山行はもう二度とないだろうと思ったけど…
ありました!
振り返ってみれば、
トムさま逃亡を考えるような悪天予報だったのに、結局4日間とも晴天に恵まれ、私のお山人生No.1の山行に。
そしてきっとまたこの先も、
もっともっと素晴らしい山がきっといつかある。
どんな世界が待っているかは踏み出してみないと分からない。
夢みるいつか に向かって、
恐れずに、
まっすぐに。
やってみるしかないのです。
4:30 双六テント場発
6:30 鏡平小屋
10:00 新穂高温泉
14:49 松本駅発
20:30 羽田発
山の世界を広げてくれる
すべての出逢いにありがとう。